ESA

European Space Agency 欧州宇宙機関

ESA の読みは「イーサ」。1975年設立のヨーロッパ宇宙開発・研究機関です。
国際宇宙ステーションをはじめ、NASA・JAXA 共同の宇宙開発を行う事が多く、
宇宙情報が気になるなら、ESA の情報も得ておくのは役に立つでしょう。


目次


公式サイト

 The European Space Agency
 ESA - European Space Agency | Facebook EuropeanSpaceAgency
 ESA | Twitter @esa
 European Space Agency, ESA | YouTube


ESA Web TV

 ESA Web TV | ESA

NASA が 24 時間情報を提供している NASA TV のように
ESA でも ESA Web TV で 24 時間宇宙情報を流しています。
例えばハッブル宇宙望遠鏡は NASA と ESA 共同プロジェクトで、
NASA TV ではシャトルによる打ち上げと修理を主に公開しますが、
ESA Web TV では撮影映像が疑似 3D でじっくり公開されていて、
ハッブル宇宙望遠鏡の真の凄さを実感できます。
一方 2 日に一度位、国際宇宙ステーションでのトイレの使い方を
紹介してたりします。なぜでしょうね? 💩🚽😆

ヨーロッパなので、多国語放送です。
通常英語ですが、時間帯で特定言語での放送があります。
(イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語)
各番組の同時翻訳ですが、国際宇宙ステーションの映像では
その言語で話すクルーによる紹介映像となります。
この影響なのか、YouTube Live では放送されず、
独自の放送システムを用いているため、
ヨーロッパ→日本の転送になっているようで、
時間帯によっては一時的に止まってしまう事もあるかもしれません。
ESA の YouTube には要望が多く寄せられています。

放送単位は 30 分または 1 時間で、1 時間が多いようです。
放送時間のタイムゾーンは CET(中央ヨーロッパ時間 UTC+1)または
CEST(中央ヨーロッパ夏時間 UTC+2)で、日本時間の差は 7~8 時間差です。
Wake up in space は事実上の放送休止時間ですが、
宇宙から見える各地や他の惑星映像などを随時流しています。
日本時間は 9~16時 または 8~15 時(夏時間)です。

ESA ロゴの更に左上に LIVE または DVR 表示が出ています。
通常はリアルタイムで配信されている場合は LIVE
一時停止して配信を追いかけている場合は DVR なのですが、
ヨーロッパから配信しているからなのか一時止まる事もあり、
数秒遅れで LIVEDVR と交互表示になる事も珍しくありません。
DVR 表示の場合は アイコンが増え、リアルタイム配信へ更新できます。

通常は One のみで放送され、定期的な放送が行われていますが、
ライブ放送で Two が使われます。
🧀 トマさんが乗っていたドラゴン宇宙船 Crew-2 が到着した時は、
CNES が YouTube Live でライブ放送していました。
この時 ESA Web TV の放送を停止し、
YouTube Live へ転送できる仕組みも備わってあります。

宇宙とは館内ところで、英語をしゃべっていても
アメリカ人とは異なるアクセントがあったり、表現の異なる言葉があるので、
特にアメリカ英語を聞いてる人は、新鮮に感じるかもしれません。
アメリカの英語だけが正しい英語ではないと分かるのは良い経験でしょう。


Paxi

 Paxi | ESA Kids
 Paxi (ESA Kids mascot) - in 14 languages | YouTube

Paxi の読みは「パキシー」。どういう経緯そそうなったのか、
「ESA Kids のマスコット」という扱いになっています。
地球に近い環境の惑星から来て、地球では主にヨーロッパへ居るそうですが、
惑星の気体・気圧の違いにより、地球でも宇宙服(ヘルメット)を着用します。
ESA の公式ショップではもちろん Paxi のぬいぐるみも販売しています。
もちろん地球で見られる宇宙服姿です。

ESA Web TV で放送されていますが、
YouTube では更に多くの言語で公開されています。
おそらく Paxi のしゃべっている事を ESA は理解できていて、
翻訳しているのでしょう。
ESA 加盟国で話されている言語限定と思われ、日本語はありませんが、
YouTube の字幕から自動翻訳を用いて日本語字幕で見る事ができます。

Paxi は基本的な宇宙情報を教えてくれますが、比較的新しい情報なので、
大人が見ても新鮮な情報も多いと思います。
学校で習った情報から変わった事があるでしょう。
例えば冥王星は太陽系惑星から外され、現在は準惑星扱いです。

国際宇宙ステーションに現れる事もあるのですが、
姿かたクルーとして訪れたという扱いではなく、
無重力インジケーターと同じような扱いになっているように見られます。
地球人向けの気圧になっているので、国際宇宙ステーションでも宇宙服姿です。

Paxi が乗っている宇宙船技術を ESA が手に入れれば……恐るべし存在です。


恐竜が絶滅した理由トップ 10

ESA ってすっごい真面目な組織だと思うんですけど、
そんなところがこんなコンテンツを作ってました。( 🦖 🌩️≡ )o.💻😆
ESA Web TV でもたまに放送されています。

……いや、よくできてるんですよ。
しゃべってないから日本人でも翻訳不要で理解できますし、
1 位は実際に絶滅した有力説とされていて、
ちゃんと真面目な回答で終わらせてたりします。

ポテチ大好き、読書やサッカーが趣味、音楽でノリノリ、
でも鏡には慣れていない……面白い性格です。
そんな ESA にこっそり居る恐竜は ESA のイベントで登場します。
おそらく ESA スタッフが恐竜の周辺を確認しているでしょう。

なお、ポテチ大好きという事もあってか、
恐竜が誤って ESA スタッフを食べたという情報は確認できていません。
でも鏡で見た自分を誤って食べようとした事はあります。


ESA クルー

国際宇宙ステーションへの移動がソユーズ宇宙船のみだった時、
ESA クルーと JAXA クルーは交互に行って活動していました。
そのため特に最近の ESA クルーは知らない人がほとんどだと思います。
(これはヨーロッパから見る JAXA クルーも同じ状況だと思われます)

以下、現在所属している ESA クルー 2021 年現在全メンバーですが、
現在新たなクルーの候補者を選定しているので、数年中に増加予定です。
もちろん ISS ではなく、アルテミス計画が視野になってきます。

サマンサ・クリストフォレッティ

イタリア人。クリスティーナさんが更新するまでの
女性の最長宇宙滞在保持者でした。
現在所属している ESA クルーでは唯一の女性クルーです。
英語による国際宇宙ステーションでの詳細な紹介映像を多く残したので
現在でも ESA Web TV や NASA TV でサマンサさんの姿はよく見かけます。

2014 年の第42~43次長期滞在で国際宇宙ステーションに行っています。
この時のバックアップクルーは JAXA クルーの 油井 さんでした。

Crew-3 のバックアップクルーになっているようなので、
おそらく近いうちに再度長期滞在をする可能性がありそうです。
そうなると再度女性の最長宇宙滞在保持者になるのは確実でしょう。

トマ・ペスケ

トマ・ゴーティア・ペスケ tɔma gotje pɛskɛ Thomas Gautier Pesquet

英語表記だと「トーマス」と読んでしまいますが、「トマ」が正しいです。
フランス人。ドラゴン宇宙船 Crew-2 🧀🥖 で
🍜 星出さん と一緒に宇宙へ行き活動しています。

ESA クルーの中でも体が大きく、
体を生かして様々なスポーツ経験を持つスポーツマンです。
柔道は黒帯です。体が大きいから確かに強そうです。

マティアス・マウラー

マティアス・ヨゼフ・マウラー Matthias Josef Maurer

ドイツ人。ここでは唯一 2015 年に ESA クルーに任命されています。
そのため、このクルー一覧の中では唯一宇宙経験がありません。
Crew-2 🧀 トマさん のバックアップクルー、
後に Crew-3 クルーとして、
2021年10月より国際宇宙ステーションへ行く予定です。
🍣 野口さんからバトンタッチした 🍜 星出さんのような
役割だと思って良いようです。

ルカ・パルミターノ

イタリア人。ESA クルー、そしてヨーロッパ人として
宇宙最長滞在記録を持っています。
2019年の第 61 次長期滞在では ISS 船長を行っています。
(クルードラゴン Demo-2 による初有人飛行の時期です)

アレクサンダー・ゲルスト

Alexander Gerst

ドイツ人です。第 42~43 次長期滞在で ISS に滞在しました。

アンドレアス・モーゲンセン

アンドレアス・エネボルト・モーゲンセン Andreas Enevold Mogensen

デンマーク人です。第 40~41 次長期滞在で ISS に滞在しました。

ティム・ピーク

ティモシー・ナイジェル・ピーク Timothy Nigel Peake

イギリス人です。。第 46~47 次長期滞在で ISS に滞在しました。

その他

現在は ESA クルーとして選ばれますが、
少し前は CNES(フランス)などの各国の宇宙組織でクルーに選ばれ、
後に ESA クルー扱いとなっているクルーが居ます。
当初はソ連のインターコスモスプログラムでミールへ行ったり、
スペースシャトルの実験施設スペースラボ建設と共に
シャトルミッションに行くなどしています。
したがって、日本(現在 JAXA)のクルーとほぼ同じ位の宇宙飛行歴になります。
ESA と JAXA のモジュールを並べている現状の ISS、
後のアルテミス計画では ESA と JAXA でモジュールの共同運営が予定されていて、
その点では納得の関係でしょう。


Q&A

ESA クルーは JAXA クルーと違いがありますか?

ESA Web TV や YouTube コンテンツなどを見る限り、
国際宇宙ステーションで活動する ESA クルーについては、
基本的に JAXA クルーと ESA クルーで大きく変化がないように見えます。

英語以外にイタリア語、フランス語、ドイツ語など、母国語もあるため、
その母国語でも国際宇宙ステーションの紹介するコンテンツを作成します。
その分 ESA はコンテンツ制作時間が長くなってしまうようです。
JAXA クルーは基本的に日本語と海外向け英語の 2 ヶ国語のみです。

コロンバスで実際に採血し、それを きぼう へ持っていって冷凍保存するなど、
本当に実験として行っている内容をしっかりコンテンツに残していて、
更にトイレの使い方、爪の切り方などまで動画コンテンツ化にしてあります。
きぼう の細かい実験設備まで細かく説明されていました。
その説明ではちゃんと ESA ロゴ入りのシャツを着ています。

ESA Web TV に JAXA の情報が流れていますか?

国際宇宙ステーションの きぼう やクルーは流れる事がありますが、
それ以外で JAXA やクルーが出てくる事はほとんどなく、
映像提供としてクレジット表示で JAXA の文字をたまに見かける位です。

🧀トマさん 関連では打ち上げ時特に 🍜星出さん が一緒だったため、
🍜星出さん の映像は ESA Web TV でも現在よく流れています。
到着時は ISS で迎える 🍣 野口さんの姿も映っています。

一方、ESA の番組に NASA クルーが出演して接続する事はあります。
Paxi の宇宙ステーション収録などでは NASA クルーがお話しています。

ESA Web TV にロシアの情報が流れていますか?

意外と流されています。ソユーズ宇宙船での打ち上げ・着地はもちろん、
その前に行われている訓練の様子もしっかり放映されています。